複雑な形の屋根にも対応する柔軟性
鉄骨造には、木造軸組み工法の柱や梁などを軽量鉄骨に置き換えた鉄骨軸組み工法や重量鉄骨を使った鉄骨ラーメン工法、パネルユニット工法があります。
鉄の錆びやすさの対策をきちんととれば、丈夫で高い耐久性があるので、家族構成の変化に応じて、リフォームなどを繰り返して、住宅として長期間活用する「スケルトン・インフィル」に適応しています。
※スケルトン・インフィルとは、スケルトン(骨組、構造体)とインフィル(内装、設備、間取り)でスケルトンを頑丈にしておき、インフィルを簡単に変更できるようにして、住宅を長く利用しようとするもの。
○耐震性が高い(しかし揺れは大きくなりやすい)
○将来の内部改装に向いている
○広い間取り(空間)や開口部が確保出来る
×木のような白アリ被害はないが、鉄の構造体の為に防錆処理や耐火皮膜が必要
×リフォームの際には、耐力壁は移動出来ない事が多いので、スケルトン・インフィルを取り入れる場合には、想定される変更をあらかじめ念頭に置いておく必要はある